書道は小1から、ラボ(英語で劇をする)は小3、そろばん小4、ピアノ小5、英会話と公文は小6から習いはじめた。
私が1番好きだったのはラボ。
ラボパーティーと言って、英語の劇を発表したり、キャンプをしたりする会が好きだった。
英語のセリフは耳で聞いた通り言うだけなので適当。
好きだったのは、「だるまちゃんとかみなりちゃん」「グリとグラ」「白雪姫」「トム・ソーヤの冒険」「ドリトル先生」あとは歌。
意味もわからず
「オッオー、イッツァレイニング、エンアイワントプレイ ピルパルピルパル レッドロッ(プ)ドロッ(プ) ホーイ アイワントゴーアーエニウェイ アリローレイン ケントップミー アイメンメン アイムストロング」
と、カタカナ発音でだるまちゃんのセリフを言った。
でも引っ越して通えなくなったので、小4でやめなければならなかった。
そろばんは2級まで。暗算も2級まででやめた。他の習い事もすべて、中学に入った頃に止めた。書道は続けるつもりだったけど、中1の始めに師範試験に合格したので、通う必要がなくなった。
中学1年はテニス部と放送劇クラブで忙しかった。
放送劇クラブでは1年生で唯1人、役をもらえて嬉しかった。オーディションは一応あったけど、選ばれたのは演技力からではなく、声がかわいいという理由だった。先生に気に入られていたのかもしれない。
初の放送劇で貰った役は、何かの調査に来た恋人持ちの男、神谷さんに惚れてしまう島の娘、グリピー役。
せまって振られて
「私の色が黒いから? 島の人間だから?」
と泣いた迫真の演技で、何かの賞をもらったっけ。確か顧問の先生が、ラジオ番組か何かのコンクールにテープを送り、全体としては賞に入らなかったけど、なんか私だけ特別賞をもらったのだった。
グリピーは振られた後で、密かに自分を想う島の青年と傷心結婚してしまうが、神谷さんを忘れられない。神谷さんは一瞬グリピーによろめくが、島に恋人が追って来たのであっさり国に戻ってしまう。島の青年が深い愛で見守る中、神谷さんを想って泣き暮らすグリピー。それを声だけで表現するんだから、思い返せば恥ずかしい役どころだ。
劇の中まで想う人には想われない役だなんて。しかも11才でそんな役をこなして賞を貰ってしまうとは。生まれながらにして片思い気質だったのか。
その時のテープはなくなってしまった。今聞いてみたら面白かったと思うのに残念。
そういえば高2の時文化祭の影絵で「人魚姫」をやった。人魚姫の声をやりたいと立候補した子がいたから、私は絵を描く方にまわったのに、録音する場になってその子は恥ずかしがって降りてしまい、私が強引に押し付けられた。放送室でみんなが見ている時に演技するのって、確かに恥ずかしい。
人魚姫交代に伴って王子様も代わった。私が仲良くしていた男の子で、たぶんまわりがくっつけようと企んだんだろう。結婚式でこのテープを流せば面白いよとか言っていたから。
全然そんなんじゃなかったんだけど、しばらくノリで一緒に登下校したりもした。ちっちゃくて色白の子だったが、スポーツ万能だったので結構モテたらしく、態度がデカかった。ちょっとムカッとしたが、相手は子供だから仕方ないと思い、合わせてあげた。
このテープもついこの間まであったけど、引っ越しでどっかいっちゃった。結構気に入っていたのに残念。あがっていないつもりだったけど、後から聞いたら思いっきりあがっていた。すごい早口になっていたもの。テープ、見つかったらアップしようかな、16才の肉声をお届け出来るよ。(笑)
思えば人魚姫も片思いの役よね。シナリオ書いたのは最初王子の声をやるはずだった男の子。最後のセリフは
「さようなら、さようなら王子様。私は海の泡となって消えて行きます。でもこの心は、あなたのおそばで永遠に、あなたの幸せを祈っています」
うー、恥ずかしいセリフ。早口になるわけだね。
さて脱線しましたが、引っ越し先で習いはじめたピアノは、1年半、ソナチネでやめた。
小学生の時、爪をのばしてマニキュアをしていたので、ピアノが上手く弾けなかった。
爪を切りなさいと言われたのと、引っ越しが重なったのがやめた理由。母は爪を切ってはいけないと私に厳命していた。爪の美しさは重要なのだそうだ。お陰で美しい爪を保つことが出来たが、今思うと爪よりピアノを続けておけばよかったな。そしたらお蝶夫人みたいに「革命のエチュード」を弾きながら浸れるのに。
発表会、1度だけ出たけど、演劇と違ってスポットライトが弱いので観客の顔が丸見え。あがっちゃって、とちった。
その時のテープは、今も持っている。
英会話は近所の外人のところに行っていたが、なんの役にも立たなかった。
「バニャニャ〜、オーレンジ、アッポー」
と単語の発音だけひたすら繰り返していただけだった。
モノになったのは書道だけだ。書道は大好きだった。
高校の時までは年賀状も暑中見舞いも、墨をすって筆で書いていた。
もう15年くらい筆を持ってない。変体仮名も忘れてしまった。
母は勉強しないでいいから教養を身につけろと言って、私にたくさんの習い事をさせた。そのくせ成績が悪いと怒った。勉強はしなくても出来るのが当たり前だそうだ。ガツガツ勉強する姿は美しくないから、何でも一瞬で覚えろと無理難題を押し付けられた。(←相当根に持っているらしい)まあそのお陰で要領がよくなったのだと思うから、よかったんだけど。
でも小6から中1にかけては、3回目の結婚相手と恋愛中(不倫中?)で、子供の事なんかアウトオブ眼中だったから、習い事もなしくずしにやめちゃったし、部活も好きな事出来て嬉しかった。
なんとうちの夫は高校までに、1つも習い事をした事がないらしい。塾すら行った事がないとか。
信じられない。そんな人がいるなんて!
貧乏ってわけじゃないのに、末っ子だから構われなかったのか?
そういえばグラグラの乳歯をそのままにしたせいで、夫の歯並びは最悪。 親はよっぽど放任だったらしい。
今の子は、塾か公文、体操か水泳、バレエかピアノという組み合わせで習っている子が多いようだ。書道はどんどん廃れて行く。少し寂しい気がする。
皆さんはどんな習い事をしていましたか?